2004年10月19日

#006 峠のモンスター

空山舜が新たなカウンタック伝説を生み出す。

カウンタックと暮らし始めて一ヶ月が過ぎた。

その日の勤務も終わり、金曜日ということもあって部下を飲みに誘う上司。しかし舜は用事があるため遠慮する。「彼女か?」と聞かれるが、舜にとって仕事明けの一杯より優先するものはカウンタックとの時間だ。「あいつ最近やけに明るいな?」ぽかーんとする残された仕事仲間たちであった。

舜は昔 MR2 を駆っていた頃に仲間たちとよく攻めに行っていた奥多摩の峠に向かって走っていった。湾岸、首都高、街中、峠…それぞれ走り屋には好みがあるが、瞬は峠派だった。迫りくるガードレールと谷底、そのコーナーを度胸と腕でねじ伏せた時の快感…それは忘れられない。まさかそれから 10 年後、カウンタックに乗って攻めに来るとは夢にも思っていなかった。身に染み付いたドリフトを決め、走り抜ける。

その時、前方からブレーキの音。そして衝突音。それに気を取られたのもつかの間、対向車がラインオーバーですれ違ってゆく。腹が立ったが、先ほどの音の正体を発見する。事故車だった。駆け寄り、運転手の様子を確認すると運転席の男がなんと自分の名前を呼ぶ。昔の走り屋仲間だった滉一だった。

病院まで運び、ほっとする。ただの操縦ミスでマヌケな自爆だったと事故を語る滉一だが、舜には信じられなかった。あのコーナーは滉一が最も得意としていた下りのコーナー。いくらヤキがまわったとはいえあの事故り方はありえない。誰よりも滉一が速かったコーナーなのだ。「ダメだな、昔一緒に走った仲間にはウソつけねえや」ウソを見抜かれた滉一は本当のことを語り出す。

最近、地元の若い走り屋たちが何人もやられている。皆コーナーのガードレールに突っ込まされて重傷を負ったのは一人二人ではない。そして不意打ちをくらい誰も正体がわからない。それを聞いて地元の OB として黙っていられなくなった滉一は挑戦し、同じ目に遭ってしまっていた。

しかし正体は突き止めた。その暴走車は C5 コルベット。それもかなりマッチョなチューニングをしたド派手なモンスター!

悔しさのあまり思わず負傷した手で壁を殴ってしまう滉一だった。

一ヶ月も経過してるー! 駐車場どこー!? マッチョなチューニングって何ー!?

どうやら次週は C5 コルベットに挑みそうな展開。走り屋たちがやられているコ−ナーが仲間内で一番得意だった滉一がやられてるのにどうやってバトルするのかな。そこは舜の腕の見せ所ですがブランクあるだろうし。カウンタックパワー?

そのカウンタックをどこに止めているのか一切不明。おそらくどこかの駐車場に止めているんだろうけど描写を見た感じマンションの前に普通に路駐してるように見えたよ。さすがにそれはないよね。でもどっちにしろ車庫に止めておかないといたずらされそうな気もするんですが…治安いいのかな。前作で学校にインパラが乗り込んでいくようなシーンを見たからちょっと不安になってしまいました。

さて C5 コルベットには一体どんな人が乗ってるんだろうか?

1.シンちゃんを強力にしたような車命の兄ちゃん
2.一条似のバンドマン
3.意表をついて美女(ヤンキー入ってる)
4.なんと浦島老人「わしは他人の驚く顔を見るのが(略)」

走り屋を事故らせる暴走の理由が暴力なら 1 で、それ以外なら 3 かなぁと思いました。

■ 滉一
舜の走り屋仲間。茶髪にスカジャン。
舜と同じく走り屋は卒業していたようだが、若い走り屋たちがやられていった話を聞いて黙っていられなくなり挑戦する。しかしあっさり同じ目に遭った。
奥多摩の峠の下りのコーナーが仲間内で一番得意だった。まさかそれから 10 年後、そのコーナーに激突することになるとはは夢にも思わなかっただろう。

いろいろあって停滞ぎみなので何とかしたいところです。先日は突然ネットに繋がらなくなりプロバイダに電話してサービスセンターのお姉さんと一時間ぐらいあーだこーだ言って試したものの直らず、最終的にモデムが悪いということになって今度は NTT に電話したら担当のおじさんがマイコンピュータのことを「マイコン」とか略して、その略称は初めて聞いたのでちょっときょどったんだけど要領が掴めないから結局家まで来てもらうことになって、来てもらったけどおじさんが一人唸りながらあーだこーだ試しだして、ひょっとして俺の方が詳しいんじゃないか? と思いつつ隣の部屋で漫画を読んでいたらなんとか直ったみたいで呼ばれて、結局何が原因だったんですかと聞いたら「よくわからないけど線を違うものに変えたら繋がりました」みたいなことを言われて俺は「ああ、そうですか…」としか言えなくて、そんなこんなで来週からはバリバリ更新していきたいと思った火曜日の夜。

Posted by iloverock at 2004年10月19日 22:52 | TrackBack
Comments

Religion is an illusion of childhood, outgrown under proper education.

Posted by: Glofus at 2005年04月19日 22:21
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