2004年09月25日

#003 カウンタック始動!!

舜が命を吹き込んだカウンタックが牙をむく!!

カウンタックから聞こえるエンジンの咆哮(エキゾーストノート)に聞き入る中、早乙女が助手席に乗り込む。レッスン 3 の始まりだ。

カウンタックは扱い方次第では買ってからの方がお金がかかるという。クラッチ交換だけで 100 万円ほどかかるのだ。この手の旧車を乗り続けるのに一番必要なのはお金ではなく、その車への愛情。好奇心だけで手を出すと痛い目にあってすぐ手放すハメになる。

早乙女の話を聞いていた舜の表情が変わっていく。そしてコーナーへ差しかかろうというのに減速しようとしない。そのまま…舜はカウンタックでドリフトをキメた。「俺は走る! カウンタックで走り続けてやる! どこまでも、どこまでも…」つい走り屋の頃を思い出し熱くなってしまった。世界に 150 台しかない車でドリフト。そんな舜に早乙女は「文化遺産級のドリフトですね」と誉め言葉(?)を贈った。

どんなに維持費や修理代がかかろうとも手放さず、カウンタックでガンガン走る。舜はそう決意するのだった。

レッスン 4 は高速道路。料金場へ進むカウンタックの後ろには見慣れた車が並んでいた。フェラーリ 360 モデナ。数日前に舜を負け犬と罵ったあの男だ。助手席にいるのは舜をフッた OL 美奈子ではない。おそらくこの男に遊ばれたのだろう。シンちゃんと呼ばれるその男はカウンタックを獲物として勝負をしかける気だ。遊ばれた美奈子に同情してか思わずため息が漏れる舜だが、キッと表情が変わる。

『跳ね馬』フェラーリ対『闘牛』ランボルギーニ。宿命のライバルのバトルが始まった!

カウンタックが牙をむいたー! さて、次週からシンちゃんとのカーレース(バトル)が始まるわけなのですが場所が高速道路なわけで、どんなレースになるのやら。舜は過去に峠を攻めてた走り屋ですがレース場が峠と限定されているわけではなさそうで、場所を選ばない正統派なレースが展開されていきそう。同じく場所を選ばないマガジンの次五郎みたいに特殊能力系のレースじゃなさそうですしね。

まさかフェラーリ男(シンちゃん)が再登場するとは思わなかったのですがシンちゃんのいう獲物とは舜じゃなくてカウンタックのことなのでしょうね。たぶんシンちゃんは舜のことすでに忘れてるよ。バトルで負けても思い出さないんじゃないかな。そういうタイプの人間だね。カウンタックを追い抜かしたら窓開けて後ろ向いて中指突き立てて「ファック!」とか言いそうだけどさすがに高速道路じゃそれはないかな。あと舜はすでに助手席の早乙女さんの存在を忘れてるね。

場所を問わないレースバトルは待ってましたって感じでした。次週に期待。

漫画とは関係ないけど日本ハムの新庄選手が打率 3 割を越えた際のプレゼントにカウンタックを欲しがっているそうですよ。『カウンタック打法』を繰り出してくれるそうで。新庄選手は 10 年ぐらい前にカウンタックに乗っていたそうです。漫画読んでないかなぁ。

■ シンちゃん
フェラーリ 360 モデナを愛車とする。通称フェラ男。
かなりの遊び人のようで、舜が惚れていた OL と付き合っていたはずが次に会った時は違う女に替わっていた。
舜のカウンタックを獲物とする。
「ゴメンねェ〜〜負け犬君」

■ 美奈子
アパレル系の OL。舜に 3 ヶ月間付きまとわれていた(口説かれていた)が、好きな男がいると舜をフッてシンちゃんと付き合っていた。
お金持ちの男に弱いのだろう。でもシンちゃんにはあっさり捨てられたようだ。

Posted by iloverock at 2004年09月25日 22:42 | TrackBack
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